令和8年3月吉日
公益社団法人福岡県診療放射線技師会
会長 塩谷 正貴
このたび、第12回福岡県診療放射線技師会学術大会を久留米市において開催できますことを、大変嬉しく思います。開催にあたり、ご尽力いただきました関係者の皆様、ならびに日頃より本会の活動を支えてくださるF.A.R.T.会員の皆様に、心より御礼申し上げます。
さて、本大会のテーマは「共創する未来〜すべての診療放射線技師が輝くステージへ〜」といたしました。医療を取り巻く環境が大きく変化する中で、診療放射線技師に求められる専門性や役割はますます広がりを見せています。私たちは日々の臨床や研究、教育活動を通して知見を共有し、互いに高め合うことで、患者さんにより質の高い医療を提供していく必要があります。本大会が、その学びと交流の場となることを心より願っております。
今回は初めての試みとして、韓国・仁川放射線士会との国際シンポジウムを企画いたしました。近年、アジア圏における診療放射線専門職の連携と交流はますます重要となっており、本シンポジウムでは、日本と韓国それぞれの医療現場における取り組みを共有しながら、放射線検査における線量管理の考え方や運用の違いについて議論を深めてまいります。
国境を越え、専門職同士が知識と経験を持ち寄りながら未来の医療を共に創り上げていくことは、本大会テーマである「共創する未来」を体現する取り組みであると考えております。
当日は両国の通訳および翻訳アプリケーションを導入し、日本と韓国双方の参加者が言語の壁を越えて理解し合い、活発な意見交換ができる環境を整えております。会員の皆様にはぜひ国際交流を身近に感じていただき、技師同士の対話を通じて新たな視点や学びが生まれ、アジアにおける診療放射線技師の連携がさらに深まる契機となることを期待しております。
久留米の地において、会員の皆様が世代や施設、そして国を越えて交流し、未来の放射線医療を共に創造していく実り多い大会となることを願い、開会のご挨拶とさせていただきます。